『百年の孤独』を読む(3)
夜読書。210ページまで。
物語の緩急が激しく、この先どうなるのだろう、と思うとページをめくる手が止まりません。 言葉の隠された意味がストーリーを予告し、そのポイントに落下していくように展開して行きます。 すごい語りの技術です。はっと気がつくと物語の時間も、現実の私の時間も過ぎています。
私はこの物語を翻訳された日本語として読んでいるのですが、 オリジナルのスペイン語ではどのようなフィーリングで読めるのだろうかと考えるとすごくワクワクします。 言語を使った表現の無限の可能性を感じられますね。
これから『百年の孤独』を読もうとする人、読んでいる人にお知らせするとしたら、 一回自分の価値観で判断することを停止して、読書のストリームに身を任せてみようよ! という気持ちです。
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