卒論構想について
卒論構想について
年末年始にかけて卒論構想に取り組む方も多いかと思います。 指定フォーマットはないですが、参考までに初回の構想で私がやったことを共有します。 近年、卒論構想が「再提出」になるケースをよく聞きますので、十分な準備をして臨んで下さい。 なお構想を含む指導申込は来年2/7締切です。
うまい卒論構想の立て方について
KccChannel上の「卒業論文作成上の注意」を読み込むと、 卒業研究に求められる要件は、
- 先行研究を十分に理解し、テーマを絞り、
- アカデミックな手続きで、新たな論を付け足すこと
と理解した。 その上で、構想では①の部分が求められていると思う。
また、自分の興味が向くテーマであることもテーマ選定の要件で、 先行研究と今までの学習状況を結びつけて記載できると良さそうです。 やりたいこととできることの見極めができていると大丈夫そう。 三色旗で指導実績がある先生かどうかも参考にしたが、なくても十分にリサーチすると引き受けてくれる。
以上を踏まえ私が書いた構想を振り返ると下記構成だった。
- 入学動機と文献調査状況:240字
- 既往の研究の課題概要:240字
- 題目、研究計画、希望教員:210字
- 熱意とコメント:80字
結果、事務局振り分け本指導、先生裁量で予備指導となった。 なんとか引き受けてもらえた先生に感謝している。
振り返るとテーマがデカすぎて、指導教員側の本音としては「あまり引き受けたくないなぁ」だったかもしれないので、 最短卒業にこだわる人にはお勧めはできない。 壮大なテーマ、先行研究が少なくて指導が難しいテーマだと、 すり合わせのための予備指導が入るようですが、やりたい研究ができて良かった。
重要な追記 (2025/5/31)
希望教員は卒業論文指導申込のフォームに記入が必須となりましたが、 「論文構想等」(Word/PDF等添付ファイル)には記載しないで下さいがありました(ガイドp.154)。
恐らくですが、教員ふり分けの際、残念ながら希望教員以外になった際、他の先生も引き受けづらくなるからかなと思います
この投稿は投稿者によって CC BY 4.0 の下でライセンスされています。