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慶應通信でのデータサイエンス教育

慶應通信でのデータサイエンス教育

経済学部の方と最近よく話すのですが、皆さん口を揃えて「卒論でデータ分析が必要」と言われます。 通学経済学部がデータサイエンスに力を入れ始めたことも影響しているのかもしれません。 データ分析を国内のトップクラスの教授陣から指導いただけると思うと素晴らしい環境ですね。

一方でテキスト科目ではデータ分析系の科目が少なめです。 統計学とミクロ/マクロ経済学をやって、計量経済学まで履修して分析手法の基礎ができてから、 卒論に着手したほうが落ち着いて学習ができるような気がします。 もしかすると、そのうちDS系の基礎科目が新設されるかもしれませんが、現状ないので自力で補強するしかないですね。

学問の目的

人文/社会科学でのデータ分析は手法であって目的ではないため、 何らかの経営課題や社会課題を解決する目的を持って学ぶと動機につながり学習効率も上がります。 私見ですが、人の便益となるものを研究することが研究者の倫理と思っています。 ぜひ、身近な疑問や課題を見つけて、分析の演習をしてみるとよいでしょう。

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